起源3000年~4000年頃の古代エジプトの時代

現在では誰もが気軽に楽しめるオシャレアイテムの一つとして多くの方に親しまれているネイルアートですが、その歴史は意外に古く起源3000年~4000年頃の古代エジプトの時代にまでさかのぼると言われています。

古代エジプトの時代には、ヘナという植物性の染料を使用して爪を染めていた事がその当時のミイラなどの調べで確認されています。また爪を染める際に、階級が高い方ほど爪の色が濃い赤色で染められていたようです。

アジアでは中国が唐の時代、楊貴妃が爪の染色を行っていたようで、それが日本へ伝わったとされています。日本で爪を染め始めるようになったのは平安時代とされており、爪を染めるのに使用されていたものはホウセンカやベニバナの花の汁が使用されていたようです。

平安時代では高貴な方々の間で爪を染める事が流行っていましたが、江戸時代になりますと遊女の方々の間で爪を染める事が流行っていたと伝えられています。

また、現在のようなネイルアートが広まり始めたのは18世紀頃のヨーロッパからだと伝えられています。

19世紀頃になりますと、イギリスやアメリカなどの間では爪に色を塗る事よりも爪を磨くという事が流行りだし、日本でも明治時代に磨爪術という爪を磨く術が伝わり始めました。主に、粉やクリームを爪に擦り込む方法で爪を磨いていたようです。

そうする事によって、爪がキラキラと艶やかな爪に仕上がる事で当時、人気を集めていたようです。20世紀に入りますと現在でも使用されています、ネイルカラーがアメリカで誕生しました。

元々は自動車用の塗料として開発されたモノですが、それからヒントを得て開発されたものと伝えられています。その後1970年代後半には、日本でもネイルカラーが市場に出回り、一般の方々にも気軽に手に入るようになってきました。

1980年に入りますと、日本で初めてとなるネイルサロンが誕生し、その数年後には日本ネイリスト協会(JNA)が創設されました。

それからは現在に至りますように、テレビや雑誌などでもネイルアートが取り上げられ、日本でもネイルアートブームが巻き起こり多くの方が爪のオシャレを楽しむようになってきました。最後に豆知識としてマニキュアとペディキュアの語源についてお話をしたいと思います。

マニキュアという言葉は、ラテン語で(手)という意味を持つ「manusマヌス」と(手入れ)という意味を持つ「cureキュア」という言葉が合わさり変化して誕生した言葉です。ですので、マニキュアという意味は「手のお手入れ」という意味でネイルカラーの事を言うのではありません。ネイルカラーは、ネイルポリッシュという言い方が正しいでしょう。

また、ペディキュアという言葉は、ラテン語で(足)という意味を持つ「pedisペディス」と(手入れ)という意味を持つ「cureキュア」という言葉が合わさり変化して誕生した言葉です。

私達のオシャレアイテムの一つとして現在でも多大な人気を持つネイルアートですがその歴史は意外に古く、古い時代から女性はオシャレに敏感だと言う事がネイルアートを通して分かったような気がします。いつの時代でも、女性はご自身を美しく見せる為にと常に心掛けていたのですね。